ノロウイルスから施設を守るために!         

ノロウイルスは感染症としてヒトからヒトへ感染します。
特に、ノロウイルス保有者がトイレを使用した際、手洗いが十分でないと「トイレのドアノブ」などを介して感染が起こります。

また、従業員の家族に感染者がいると容易に感染が起こり、食品製造の現場にウイルスを持ち込むことにつながります。

ノロウイルスは食品中で増えることはありませんが、4℃で2か月間、20℃で1か月
程度生存可能です。
冷凍では死滅せず、長期間生存します。

★予防と対策★
食品を取り扱う場所へのウイルスの侵入を防ぐ、「ウイルスを持ち込まない」。
加熱して死滅させる。

ノロウイルスはアルコールで消毒することはできません。
消毒には、次亜塩素酸ナトリウムが効果的です。


日常においては改めて、手洗いを徹底するとともに、次亜塩素酸ナトリウムを用いて調理器具や施設内を消毒するなど、対策をしましょう

従業員の健康管理のために 
 検便で検査:リアルタイムPCR法で検査します。感染していても症状の出ない
      「不顕性感染者」を見つけ、感染が広がるのを防ぎます。      


施設の衛生管理のために 
 「ふきとり」で検査:共有のトイレ(便座周り、ドアノブ、手洗い場) 
            調理場内(冷蔵庫取手、蛇口)
            従事者の手・指 など
 綿棒でふきとってノロウイルスの汚染の有無を調べます。













★食品衛生センターができること★