食品衛生センターでは、食品関係従事者の健康管理のための腸内細菌検査(検便)をおこなっています。
2023年度(令和5年度) 食品衛生センターにおける腸内細菌検査(検便)の結果、サルモネラ陽性率は0.06%でした。
症状がなくても食中毒菌を保菌している「不顕性感染者」は検便検査によってしか見つけ出すことができません。「不顕性感染者」は症状がないため、長期にわたり食中毒菌を周りに拡げてしまうリスクがあります。
早期に食中毒菌を発見し、二次感染や食中毒事故の発生を防ぐため、検便を行うことは重要な意義があります。
食品衛生センターでは、陽性と判定された方に対し速報で結果をお知らせし、その後の対応を助言しています。